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インプラントの失敗

インプラントの成功率は、残念ながら100%ではありません。どのような原因で失敗が起こるのかを、事前に把握しておく必要があります。失敗があるということはリスクがあるということです。インプラントのメリットばかりでなく、デメリットにも冷静な目を向けることが大切です。


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インプラントの失敗 一覧

インプラント失敗の一番大きな原因は?

インプラント失敗の一番大きな原因は、ズバリ!医師選びの失敗です!!

インプラントは非常に高度な技術と知識を必要とする手術であり、歯科医なら誰でもできる手術ではありません。しかし、高額な治療だけにインプラント治療を取り入れたい歯科医は山ほどいます。

インプラント治療における失敗の多くは、未熟な技術の医師によって引き起こされると学会でも報告されています。
未熟な医師のインプラント治療を受けることは、自分で防げることです。
逆に、インプラントの失敗の多くは、患者自身の医師選びの甘さが引き起こしているとも言えるのです。

医者ほど技術の差がある職業はありません。もう一度そのことを頭に入れて是非、慎重な医師選びをしてください。
良い医師の見分け方は、「良いインプラント歯科の選び方・見分け方」で徹底的に解説しています。

患者さんの健康状態による失敗

ヘビースモーカーやアルコール依存症の方は、インプラント植立後の固定率が低くなり、インプラントが失敗する可能性が高くなります。

また、成人病をお持ちの方も固定率が低くなる傾向にあり、インプラント治療を受けられないこともありますので、医師と十分にご相談ください。

該当する具体的な病名は、糖尿病、心臓病、賢不全、肝炎、喘息、高血圧症などです。
妊娠中の方もこれに該当します。

これらの状態の方のインプラント固定率が低下する原因は、手術直後の細菌の感染率が高くなるためです。

この場合、1〜2ヶ月経過後に、再度インプラントを植立することによって定着させることができます。

骨の量と質による失敗

骨の硬さや、骨の量には個人差があります。

骨が柔らか過ぎる場合、極端に硬すぎる場合、また骨の量が少ない場合には、インプラントがうまく固定せずに、失敗に終わることがあります。

この場合、骨の量を増やす治療をして、再度インプラントを植立することができますので、医師と相談して再治療を検討してください。

このケースは、医師の技量による完全なミスとは言えず、肝心なのはその後の対応です。
熟練した医師による治療でも十分に起こり得ることですので、その後の適切な治療により結果的にインプラントが成功すれば、問題はないと言えるでしょう。

治療後のケアを怠ったことによる失敗

インプラントは構造上、連結部分に細菌が溜まりやすく、歯周病になりやすいです。

重症の場合では、インプラント周囲の骨が急速に溶け出して、インプラントが抜けてしまいます。

インプラントの治療後は、正しいブラッシングは必要不可欠なのです。

そもそも、歯を失った原因は、ケアを怠り歯周病や虫歯になったことが原因である場合が多く、治療後も今までと同じケアをしていたのでは、当然インプラントを正しく維持することはできません。

正しいブラッシングの指導を受けて、ケアを怠らないように十分気を引き締めてください。

インプラントに過度な力が加わったことによる失敗

インプラントに過度な力が加わることによって、人口歯冠が割れてしまったり、場合によってはインプラントが抜けてしまったりします。

インプラントに過度な力が加わる主な原因として、咬み合わせの悪さが考えられます。

アバットメントに人口歯冠を装着する際に、咬み合わせを細かく調整するのですが、咬み合わせというものは徐々に変化してしまうものです。

定期的に検査を受けて、咬み合わせが変化してしまっている時は、再調整する必要があります。

また、歯軋りのある方は、毎日インプラントに過度な力が加わってしまいます。
その場合、就寝時にマウスピースを装着することや、長くて太いインプラントを再植立するという対処法があります。

医師のミスによる失敗

患者として一番恐ろしく、一番納得のいかないのが医療ミスによるインプラントの失敗です。


1. 手術のミスによって神経を傷付けてしまう
下顎のインプラント手術は、神経を避けてインプラントを埋入しなくてはならないため高度な技術を必要とします。未熟な医師による手術では、神経を傷つけてしまう可能性が高くなります。
万が一、神経を傷つけてしまった場合の症状は、くちびるのしびれ、一時的または永久的な麻痺、知覚異常などです。
一時的な麻痺の場合でも、神経組織の再生力は非常に乏しいため、半年〜1年の治癒期間が必要で、長いと2〜3年の治癒期間を必要とする場合もあります。


2. インプラントの位置や方向の計画ミス
インプラントと骨が完全に結合して固定しているにもかかわらず、インプラントの位置や方向に問題があるため、インプラントとして使用することができないということがあります。
この場合、インプラント治療前の診断と計画に問題があります。
対処法としては、人口歯冠で方向を修正して改善するか、それができない場合は再度インプラントを植立します。


3. 骨量が少ない箇所へのインプラント埋入
骨の量や硬さには個人差があり、それによってインプラントの成功率が変わってきます。
なので、骨量が少ないことによるインプラント失敗は、完全に医師のミスと言うことはできません。
しかし、手術前にきちんとした説明がなく、結果として骨の量が少ないために失敗したということでは、医師の判断ミスである可能性が高いです。
一方、技術の未熟な医師は難易度の高い手術は断る傾向にあるという報告もされているので、違った意味での注意も必要です。