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インプラントの基礎知識

インプラントに関する基本的な情報をまとめました。

インプラントという言葉をはじめて聞いた人にもわかるように、「インプラントとは一体なんのためにやるのか」という根本的なところからきちんと説明しています。

私もはじめは「インプラントは、新しい歯の矯正?」と思っていたので、その辺の理解が微妙な方は、まずはインプラントの大前提からきちんと理解してください。


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インプラントの基礎知識 一覧

インプラントとは

インプラントとは、「植え込む」という意味の英語で、失った歯を人口の歯で再生する治療法です。

入れ歯やブリッジでは、歯茎より上の歯冠の部分は再現できても、歯根を再現することはできません。

インプラント治療では、歯根まで再現し、見た目と機能の両面において、元の自然に近い状態を再現する上級の歯科治療法です。

もっと簡単にいうと・・・

入れ歯やブリッジでは歯の根っこの部分は再現されませんが、インプラントでは根っこも再現されるため、違和感もなく、痛みもなく、非常に安定した人口の歯を作り出すことができるのです。


ちなみに私は、インプラントを、歯並びを直すための、新しい歯の矯正方法だと思っていました。

「インプラントとは、何のためのものなのか?」という大前提をきちんと説明しているサイトは、意外にもほとんどなかったので、あえてここで説明しておきます。

インプラントとは、虫歯や歯が折れてしまったことにより、失った歯を人口の歯によって取り戻す治療法であり、歯の矯正ではなく、差し歯に代わるものです。

表現は悪いですが、インプラントとは「最新で最高級の差し歯」といえるでしょう。

ひとつの考え方として、健康な歯を全て抜いて、全てインプラントにして、見た目の整った歯を手に入れることは可能ではありますが、それはインプラント本来の目的とは全く違うものです。

インプラントの素材と構造

インプラントの素材には、人体に一番馴染む金属である「チタン」を使用します。

チタンは、骨折の際に骨をつなげるボルトとしても使われている、最も安全で人体に影響がない金属です。

1950年ころスウェーデンにて、チタンと骨が完全に結合することが発見され、それ以来、医療の現場においてチタンが広く使用されています。


続いて、インプラントの基本的な構造について簡単に説明します。

インプラントは、次のの3つの部分から成ります。

1. 歯の部分
2. 人口歯根
3. それらを連結して歯を乗せる台となる部分

人工歯根は一般に「フィクスチャー」と呼ばれ、連結台となる部分は「アバットメント」と呼ばれます。

インプラント費用(価格)の相場

結論から言うと、インプラント治療の相場は、1本20万円〜40万円くらいです。

1本10万円代だと、相場よりもかなり安い料金設定であると言えます。

もちろん、歯科医院によって具体的な治療費は異なりますし、使用する人口歯の材質や患者さんの状態など色々な要因によって変わってきますので、「大体これくらいするんだな〜」という目安として考えてください。

ちなみに、インプラントは保険がきかないので、治療費は全額自分で負担することになります。

ただし、インプラントでも医療費控除という制度を受けることはできます。
支払った医療費の一部が返還される制度ですので、是非とも利用しましょう。

詳しくはコチラ→インプラントの医療費控除について

インプラントの治療期間

インプラントの治療期間は、上の歯で4〜6ヶ月、下の歯で3ヶ月くらいです。

インプラント治療では、一度の手術ですべてが完了するわけではありません。
まずは、歯の根っこの部分だけを入れて、それが安定してから、人口歯(上層部分)を連結させます。
そのため数ヶ月の治療期間を必要とします。


1.フィクスチャー埋入

顎の骨に人口歯根を植える手術をフィクスチャー埋入と言います。
まず第一段階として、歯の根っこの部分を植立します。


2.安定するのを待つ期間

傷口が回復し、人工歯根が顎骨と結合するのを待つ期間です。
傷口を消毒するために、4〜5回通院します


3.連結台(アバットメント)と人口歯を付ける

安定したフィクスチャーに人口歯を連結する手術をして、インプラント治療の完了です。

インプラントの成功率

一般的に言われているインプラントの成功率は96%です。
この成功の基準は、10年以上インプラントが機能しているということです。

ただし、未熟な歯科医によるインプラント治療の失敗数は、成熟した歯科医による手術の2倍以上であるとの報告もされています。

単純に成功率を見るのではなく、信頼できる技術を持った歯科医に手術してもらうことによって高い成功率が保証されるということを忘れてはいません。

また、高い確率で成功するということは、言い方を変えると低い確率で失敗するということです。
96%という確率から言うと、100人に4人失敗するということです。

重要なのは、インプラントのメリットやデメリット、リスクなどきちんと把握し、自分が信頼できる医師を見つけて、納得した上でインプラント治療を受けることです。